チオ安息香酸
(CAS No. 98-91-9)
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●簡単、マイルド、選択的に硫黄原子を導入できます(図1)
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有毒ガス発生の心配が少なく、容易に硫黄原子を導入できます。
他の硫黄導入剤と比べて副生成物を抑えることができます。 -
●だから、医農薬合成に最適です!(図2)
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チオ安息香酸が使用されている医薬の一例を示します。
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●もちろん、一般有機合成反応にも使用できます
1.一般的性質など
外観 | 黄褐色又は赤褐色の透明な硫黄臭のある液体または固体 |
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化学名 | Thiobenzoic Acid |
別名 | ベンゼンカルボチオ酸、ベンゾイルチオール、モノチオ安息香酸 |
分子量 | 138.19 |
CAS番号 | 98-91-9 |
化審法番号 | 3-1396 |
沸点 | 80~87 ℃/ 10 Torr |
融点 | 15~18 ℃ |
比重 | 1.17 (20 ℃) |
溶解性 | BTX類、アルコール類に自由に混合。水には不溶。 |
2.規格
純度 | 97%以上 (ヨード分析にて) |
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3.荷姿
20 kg詰 | 20 L UN-Y PE缶 |
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200 kg詰 | 200 L UN-Yケミカルドラム |
4.法規制など
消防法 | 第4類 第3石油類 非水溶性; 危険等級 III |
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国連分類 | 液体:UN1760, Class 8, Packing Group III |
HSコード | 2930.90.000 |
TSCA | 収載品 |
REACH | 弊社として未登録 |
EINECS | 202-712-9 |
ECL | 未収載 |
その他 | NDSL, PICCS, ASIA-PACに収載済。 |